――実家が近いつくば営業所の勤務希望が叶う
前にいた会社ちょっと訳があって辞めまして、ここの会社を見つけたんです。実はセブンサービス企画装飾は全然知らなかったんですよ。はじめライバル会社の他社さんなんかも話ししてそっちも決まっていたんですけど、ここ来て受けたら、つくばに営業所があったんですよ。自分の実家が龍ケ崎で茨城なんですけど、ずっと都内にいたんで実家から通える場所探してたんですよ。ちょうどよくて受けたら、いいよって採用になったんです。最初からもう茨城でとりあえず実家から通いたかったんですよ。
――セブンサービスは日中の仕事多いのも助かる
前にいた会社がとんでもない会社だったんで凄く疲れていて、実家からゆっくり通える場所で、イベント会社がいいなと思っていました。しかも日中の仕事が多いのも助かりました。イベント会社はみんなが寝静まってる頃にやるもんってそういうふうに教えられてきてたんで、そうじゃないのがあるっていう、それにびっくりしました。ずっと屋内のイベントで屋外のイベントなんかやったことなかったんですけど、それは逆に良かったです。ひょんなところで以前の会社のノウハウと新しくセブンサービスに入って学んだノウハウが合うんですね。それがすごく良くて、居心地良かったんですよね。始めて初日か2日目ぐらいで、あ、これはずっといる会社だなと思えました。
――業界を知っているからこそ良いも悪いも分かる
他を知っているから、うちの会社の良いとこも悪いとこもわかるんですよね。前の社長に言われたのが「他から来ている人間がいないから、仕事の知らないところを注入してあげてね」とは言われたのを記憶にあるんですけど、今までのやり方と違うものがあれば、それはもう注入みたいなものですね。
持論じゃないんですけど、やっぱりうちの会社の社員も1回どっかに出向してイベント会社、違う会社に出向して、違うのを見てきてうちで来て「あ、ここはこうなんだね、セブンサービスの良いところと悪いところ。悪いところはじゃあこういうふうにして、もっと良くできるんじゃないの?」っていうのはやったほうがいいんじゃないのかなってちょっと思ったりするんです。
――イベント業界に入ったきっかけは
実はうちの父もこの業界の人間で、結構大手にいたんですよ。自分が専門学校出てちょっとで仕事辞めたんですね。調理の仕事やってたんですけど、ぷらぷらしてて、そうしたら首根っこ捕まえられて連れてかれたんですね。始めアルバイトで入ったんですけど、そこからです。もともとものづくりがすごい好きで、だから料理もそうなんですけど、家具作ってみたり自分の部屋改造してみたりとか、絵を描いたりとか、すごいそういう作り出すのがすごく好きだったんです。そもそもちっちゃい頃から父に職場には連れてかれてたんですね。見ていたので、どういうのかわかっていて「ものをつくる会社」だと楽しそうだなって見ていたので、それをきっかけで行ったらまさに楽しくて!それまで何も続かなかったんですけど、唯一続いたのがこの業界だったんです。
――やってみたら裏方業務が天職でハマってしまった
もうすごい楽しくて、別にお金欲しいとかも全然思わなくて、初めて行かされたのが国技館だったんですけど、そこにいるだけでも楽しくて、裏方が多分すごく性に合ってたと思うんですよ。自分が設置した看板を見て来場者が進んでいくとか、自分がやったことに対していろいろ起きることがすごく楽しくて、自分がやっていたものがテレビに映ったりとかもするんで、すごい面白いなと、そこからですね。完全にどっぷりハマりました。
――ゼロからイベント企画提案も楽しい
もう入ってみたら、本当に自由で楽しいんですよ。要するにゼロからのイベントをお客様と話ししながら「じゃあ何を置きましょうか?何をやりましょうか?」っていっぱいお話すると、ぶわっと話が膨れてきて、お客さんのやりたいことが膨れてるから、それを数字にするんですね。「これやるにはこれだけ予算がかかりますよ、場所もこれだけの土地がないとできませんよ」全部見積もり提案をすると、お客さんが現実に戻ってきます。でも、やめようって言わせちゃうと駄目なので、そこで大事なのは「これとこれとこれは最低限なくてはいけなくて、場所もこんだけあればできるし、それでこの予算でできますよ。
――個人単位が信頼されて依頼されている
「まず手始めにやってみて、うまくいったら次もうちょっと膨らましましょうってやったほうが絶対いいですよ」って言うと、「あ、そうなんだね」って言ってくれるっていう感じで、やり取りがすごく楽しいんですよ。だからだいたい打ち合わせ行ったりすると、始めはちゃんとした話ししているんですけど、気がつくと世間話して終わって帰ってくるっていう感じになります。
すると会社に電話が来るんじゃなくて、みんな各自の携帯に電話がきたりします。セブンサービスっていう会社にお願いするんじゃなくて、担当個人単位が信頼されて依頼されるっていうことです。
――所長は部下に任せつつ暖かく見守っている
その代わり、みんなの上に立っている所長は部下がやっていることをどこまで把握できるかがすごく大事なんです。あんまり自由すぎてもだめなんです。だからたまにはちゃちゃじゃないけど、チェック入れて一応、「あれどうなってる?あれどうした?あれはどういうふうに話しした?」みたいなのをさらっとは聞くんです。ただ、あんまりきつくやったってしょうがないと思っています。