――30年前の入社のきっかけは
30年目になりますね。セブンサービス自体は創業1977年ですから、45年。3分の2ぐらい在籍ということになりますね。実は私、転職組で、中途採用だったんです。幼なじみの親友に誘われて。「今度こういう会社行くんだけど、今募集してるからどう?」って誘われたのがきっかけですかね。誘った方は来なかったんですけどね(笑)。前の会社に引き止められたみたいで。でも、今は感謝していますよ。
――毎回作業場所が変わることに魅力を
前は工場勤めでしたんで、誘われた時に「毎回現場移動するんだよ」っていうのを聞いて、現場の場所が変わるということにものすごい魅力を感じましたね。工場に勤めてて毎日同じ場所にいて同じようなものを作っているのがちょっと飽きちゃったというか、それに比べてセブンへ来ると現場毎に移動するよっていうのを聞いて興味を持ったんです。毎回違いますから毎日旅行みたいな感じだったんです。今も同じ気持ちですが。
――昔から現場はベテランも若手も関係なく全員でやる
そんな大きい規模の会社じゃないんで、「常に全員でやろう」って雰囲気ですね。特に今はコロナ禍なんで、アルバイト入れずになるべく社員でこなすというのが多いんです。弊社は昔から、もうみんなで現場やるみたいなところがあったんです。昔の方がその雰囲気はすごかったかもしれないです。どこかの現場が大変だからっていって、別の現場から寄って帰るみたいな感じで、それはもう都内ぐるぐる回ってるみたいなのがありました。現場最優先って会長(当時の社長)は言っていたので、「その現場を終わらせないと終わらないんだよ」みたいな。現場をやって食べてますから、そりゃそうですよね(笑)。 昔のほうが人手は足りなかったので、昔から仲間意識が強かったと思うんですよ。
――各営業所の人事再編でさらに仲間意識が強くなった
実は12年ぐらい前ですかね、私が本社に来る前は人が辞めたりが続いていて、空気が悪くなってたんです。その時、各営業所のリーダーシップをとる人間を本社へ集めてきたので、それで持ち直したっていうのは、私の印象です。前はそういう面々が各営業所に通勤してたのが、本社に来るようになって、その時に仲間意識がさらに強くなったんじゃないかと私個人的には思ってるんですね。
――倉庫管理と施工のエキスパートとして指導している
施工部門って言っているんですけど、倉庫管理と施工管理を全部やってるみたいな感じです。人によってレベルはありますが、式典でもイベントでも対応できるというのが、理想ですね。年次が上に行けば行くほど全部できるっていうような感じになると思いますね。
やっぱり経験がものをいいますね。私の先輩たちは去年、一昨年ぐらいにどんどん定年で退社している感じで、ちょうど入れ替わりの時期になります。だからこそ、若手たちをどんどん育てていってあげたいです。コロナ禍で経験できる現場の数がガクッと減っています。その中でもいろんなことを教えてあげたいですね。